民泊に必要なアメニティは?あると喜ばれるアメニティもご紹介!

民泊新法
民泊に必要なアメニティは?あると喜ばれるアメニティもご紹介!
民泊を始めるにあたって必要になるもののひとつがアメニティ。初めての民泊では、どのようなアメニティがあればいいのか、どこまで用意すたらいいのか分からないことも多いですよね。

そこで、今回は民泊で用意するべきアメニティをご紹介します!他の物件と差をつけるために揃えておくとゲストが喜ぶものもピックアップしているので、運営の準備をするときにぜひ参考にしてみてくださいね。

民泊にアメニティは必要?

そもそも、民泊にアメニティは必要なのか?と考える人もいるでしょう。しかし、ゲストの視点に立って考えてみると、宿泊した物件のアメニティが十分に揃ってないと不便に感じることは多いですよね。

滞在に不満が残ると物件に対する評価が下がったりマイナスなレビューを書かれる可能性が大きくなります。物件への口コミは予約率にも影響してくるため、予約率が下がって収益が減ってしまうことも十分に考えられます。ゲストが楽しく快適に過ごせるよう、そして物件の評価を上げるためにもアメニティは欠かせないのです。

民泊で揃えるべきアメニティ

では、実際に民泊で揃えるべきアメニティにはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、ベッドやソファなどの家具類は含まずに、あくまでアメニティに絞って用意するべきものをご紹介していきます。

キッチン

キッチンは冷蔵庫や電子レンジ、鍋類やカトラリー類など揃えるものは多いですが、備品が多いと料理がしやすくなるためアイテムが豊富だと喜ばれるでしょう。

ゴミ袋・ゴミ箱

民泊のトラブルでよくある事例のひとつがゲストのゴミ出しのマナーについてです。地域によってゴミを出す日が決まっているため、ゴミ出しのマナーが悪いと周辺の住民から苦情が出る可能性もあります。

こういったトラブルを防ぐために、部屋にゴミ袋だけでなく種類別にゴミ箱を置いておきます。ゲストではなくホストが最終的にゴミの処理をすることで、トラブルを回避することができるでしょう。

電気ケトル

電子レンジや冷蔵庫などの必須家電の他に、あると便利なのが電気ケトルです。お湯を沸かして飲み物を飲んだりカップラーメンやカップスープなどのインスタント食品にも使えたりします。

鍋でお湯を沸かすこともできますが、サッと使える電気ケトルの方が便利に感じるでしょう。調理器具が少なくても電気ケトルは置いておくことをおすすめします。

リビング

リビングはどれだけゲストがリラックスしてくつろげるかが大事なので細かいところまで気を配りましょう。

ハウスルールブック

ハウスルールやエアコンなどの家電の使い方を説明したハウスルールブックは必ず必要です。また、外国からのゲストが多い場合は家電の操作方法を英語で記載することが大切です。

コンロや電子レンジ、テレビのリモコンなど日本語表記しかないものは英語でマニュアルを作成します。ハウスルールの他に周辺のおすすめスポットなどを書いておくのも良いでしょう。

WiFi

WiFiの有無は物件の評価を大きく左右する要素のひとつになるため、必ず設置しましょう。日本は駅や飲食店でWiFiを使える場所がまだまだ少ないですが、宿泊先でもWiFiが使えないとなると非常に不便に感じます。

そのため、インターネットを快適に使える環境を整えておくことが重要になります。また、ネット環境が整っているとワーケーションへの需要も高まるでしょう。

スリッパ

スリッパを使うかは人によりますが、部屋でスリッパを履きたい人のためにもスリッパは置いておきましょう。寒い時期はあたたかいスリッパ、夏は通気性のいいものにするなど、季節に応じて変えるのもおすすめです。不特定多数の人が使うものなので使い捨てにするか、常に清潔にしておくのも忘れないようにしましょう。

洗面所・お風呂

お風呂場や洗面所には清潔感が欠かせませんが、ゲストの満足度が高くなるためにも揃えておくべきアメニティは多いです。

タオル

ハンドタオルはほとんどの宿で設置されていますが、バスタオルは用意されていないこともあります。しかし、バスタオルを荷物に入れるとなるとかさばってしまうので、ゲストからすると宿泊先に用意されている方が助かります。

タオルは高級なものにする必要はありませんが、家で普段使うものよりも少し質のいいタオルにしましょう。

使い捨て歯ブラシ

歯ブラシも物件によって揃えているところもあればそうでない場合もありますが、用意しておくことをおすすめします。旅行のときに歯ブラシを持っていくのを忘れると、わざわざ買いに行かなければならないからです。

自分で持ってくる人もいますが、忘れてしまったときのためにも置いておくと助かると感じる人は多いです。

石鹸・ハンドソープ

石鹸もしくはハンドソープは必須です。おしゃれな雰囲気の物件ではハンドソープのボトルも高級感のあるものを使用しているところもあります。

個包装になってる石鹸を使っても良いですし、ボトルにして少なくなったら補充していく方法もあります。ボトルの場合は部屋のコンセプトにマッチするようなものを選ぶと統一感が出ます。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープ

シャンプー類やボディソープは市販のものでもいいですが、外国人のゲストでも分かりやすいようにボトルに英語表記をつけておくのがおすすめです。

細かいことかもしれませんが、こういった細かい気遣いが好印象になり物件やオーナーに対する評価が上がることにも繋がります。「もし自分が言語の分からない国に行ったら?」という視点から考えるのも大切です。

ドライヤー

ドライヤーも必須です。最近は旅行用のコンパクトなドライヤーがありますが、やはり宿泊先にあると便利さを感じます。

また、ドライヤーにはほこりが溜まりやすいです。ゲストが使用するときに汚れていたらマイナスな印象を与えてしまうので、こまめに掃除をするように心がけましょう。

トイレ

清潔感が重要になる場所といえばトイレ。匂いや汚れが残ってしまわないように日頃から掃除を丁寧に行うべき部分ですね。

トイレットペーパー

グループでの宿泊やゲストが長期で滞在している場合はトイレットペーパーの減りが早くなるかもしれないため、少なくなっていないかこまめにチェックする必要があります。

紙質や長さも様々で、芯がなく最後まで使い切れるタイプもありますが、コアスパの良いものを選びましょう。トイレットペーパーは業務用のものを買うのがおすすめです。

消臭剤

滞在先のトイレがニオうといい気分はしませんよね。ゲストが不快な気分にならないためにも消臭剤は必ず設置しましょう。

ビーズタイプやスプレータイプなどがありますが、消臭剤の匂いがきつすぎるのもよくありません。優しい匂いのもの、もしくは無香料で長く使えるものが良いでしょう。

あると喜ばれるアメニティ

ここからは決して必須ではありませんが、あるとゲストに喜ばれるアメニティをいくつかご紹介します!

基礎化粧品

化粧水や乳液などのスキンケアセットは必ずしも置いておく必要はありませんが、あると特に女性に喜ばれます。もしスキンケアセットを忘れてしまっても宿泊先に置いてあると、わざわざ宿泊のためだけに買いに行く必要もなくなります。

1回で使い切れるタイプのものであればお試し感覚で使うこともでき、さらに洗顔やクレンジングなどもセットで用意しておくと他の物件との差別化にもなります。

延長コード

スマホにパソコン、タブレット端末、カメラ……電子機器が非常に多い現代。リビングやベッドのそばのコンセントだけじゃ充電が追いつかないこともあります。そういったときのために延長コードを部屋にあると非常に助かるゲストは多いはずです。

ゲストは自分の持ち物をまとめて充電できますし、普段はコードを出しっぱなしにせず収納ボックスなどに入れ部屋に置いておけば部屋の見栄えには影響しません。

ベッドサイドランプ

部屋に元々備え付けられている電気で十分ですが、ベッドの横などに間接照明があると寝る前に読書をしたりスマホを見たりするときに便利です。また、真っ暗の状態で寝るのが苦手な人は間接照明があると付けっぱなしにして寝ることもできます。

比較的明るさが出せるものからおしゃれな見た目のものまで様々なランプがあるため、機能性や部屋の雰囲気、インテリアなどに合わせて選んでみてくださいね。

調味料

民泊では1週間〜の長期滞在をする人も多く、長期滞在する人や家族連れはキッチンで料理をすることが多いです。しかし、物件によっては調理器具はあるけど調味料がない場合もあります。わざわざ調味料を買っても全部は使いきれないため、ホストがあらかじめ調味料を用意しておくとかなり料理がしやすくなるでしょう。

あまりにも多くの調味料を置いておく必要はありませんが、調理用の油や塩・コショウ、砂糖など基本的なものは揃えておくことをおすすめします。

お茶やコーヒー

インスタントのコーヒーやお茶のパックをウェルカムドリンクとして用意しておくことも喜ばれるでしょう。移動で疲れて部屋に到着したときにドリンクが飲めるのは嬉しいですよね。

コーヒーが苦手な人のために日本茶や紅茶を用意したり、お菓子も一緒に置いておくのもおすすめです。お菓子はたくさん置く必要はなく、飲み物と一緒に食べられるもので十分です。あまりコストをかけずにできるうえに、オーナーへの高評価にも繋がります。

動画配信サービス

最近は動画配信サービスで映画やドラマを見ることが増えましたよね。旅先で友達や家族と映画を見ながらゆっくり過ごすという人も多いため、NetfixやAmazonプライム、YouTubeなどはテレビで見れるようにしておくと喜ばれるでしょう。

また、グループでの宿泊もターゲットに入れている場合はゲームを接続できる環境があるとプラス要素になるでしょう。大画面テレビやプロジェクターで映画鑑賞ができると宿泊もさらに楽しくなります。

アメニティを揃えるときのポイント

民泊を始める際には様々なアメニティが必要になりますが、どのようなアメニティを揃えるべきか分からないときや揃えていく段階で押さえておくべきポイントがあります。

ゲストの視点に立って考える

物件に実際に泊まるのはゲストです。自分がホテルに泊まったり民泊を利用したときに「これがあったらよかった」「あのアメニティはすごくよかった」と感じたことを思い出してみましょう。自分が感じていることは他のゲストも同じように感じていることが多いです。

キッチンが広くて料理がしやすい物件なら調味料を揃えたり、周辺にコンビニや薬局がない場合はバスアイテムやスキンケアのアメニティがある方が便利でしょう。

ゲストの目線になって考えてみることで用意するべきアメニティを知ることができます。「自分が宿泊する側だったらどう思うか」という視点は常に持っておきましょう。

まとめ買いをしたり100円ショップを活用する

アメニティを買うときは業務用のものを買ったり100円ショップを活用したりしましょう。歯ブラシやクシなどは使い捨てになるため、業務用をまとめて買うのがおすすめです。シャンプーやコンディショナーは詰め替えを買っておくのもいいですし、スキンケアセットはクレンジングとメイク落とし、化粧水、乳液がセットになって販売されているものもあります。

ただ、アメニティにお金をかけすぎると運営コストが高くなってしまうため、お金をかけるところと安く抑えれるところのバランスをうまく取ることが大切です。

まとめ

いかがでしたか?家具・家電や備品の他にアメニティも民泊を運営するにあたって大切な要素のひとつであり、アメニティの種類や有無によって滞在時の快適さも大きく変わってきます。

「どうしたら快適に過ごせるのか?」「自分がゲストだったらどう思うだろうか?」など宿泊する側の気持ちになって考えたりターゲット層を具体化したりすることで、揃えるべきアメニティも分かってきます。本記事を参考にしながらゲストが快適に過ごせる空間を作っていってください!

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