民泊での騒音トラブルを避けるためにすべき5つのこと

民泊新法
民泊での騒音トラブルを避けるためにすべき5つのこと

皆さんは民泊新法が違法民泊を撲滅するために制定されたことをご存知ですか?民泊ビジネスをおこなっていると、ゴミ問題、迷惑行為など近隣住民とのトラブルが起こりがちです。 特にマンションで民泊運営をおこなっていると、「騒音」問題は頻発します。この記事では、そのような「騒音」問題を未然に防ぐための対策方法をご紹介します。この記事を読み、書かれている対策方法を実施することで、健全な民泊ビジネスの運営を行えるでしょう。

 民泊での騒音は近隣からの苦情につながる

下記の表は2018年に民泊ポリスに寄せられた民泊運営に対する近隣住民からの苦情の件数をランキングにまとめたものです。

順位トラブル内容件数
第1位セキュリティ問題1,012
第2位騒音問題845
第3位ゴミ問題537
第4位異臭問題186

参考URL: 民泊ポリス「苦情ランキング」(2018年)

 この表を見ると騒音に関する苦情が2番目に多く、苦情全体の33%近くを占めています。

 また、「騒音」が繰り返されると「軽犯罪法違反」もしくは「傷害罪」に該当し、拘留または科料を課せられる場合があります。そして、近隣住民は、「騒音」が著しい際は、警察に通報や被害届を提出することも可能です。(参考URL: 軽犯罪法)

 「騒音」は大事に至ることもある問題です。そのため、民泊の運営を始める前に、予防策を講じたり、事前に近隣住民の理解を得たりと努力する必要があります。

民泊を始める際は騒音防止のための説明を周辺地域に行う必要がある

民泊ビジネスを始める際には、物件のある市町村の条例によっては、近隣住民への事前説明が必要となります。仮に、事前説明が不要な地域であったとしても、近隣住民の理解を得て民泊ビジネスをスムーズに行うためにも、事前説明をしておくことがおすすめです。

 ここでは、事前説明の方法と説明すべき内容についてご紹介します。

 説明する方法

下記が、民泊運営について近隣住民に事前に説明するための代表的な方法です。

  • ポスティング等の書面での説明
  • 標識での提示
  • 説明会の実施

近隣の住民への説明は、届出や申請を提出する1〜2週間前に行うとよいでしょう。 

事前説明を行う近隣住民の対象者は民泊運営の物件によって異なります。マンションでの運営の場合は、同じ棟に居住する住民、またはビジネスをおこなっているテナント全員が対象です。それに対して、一戸建てでの運営の場合は、隣接する建物の住民のみを対象に説明します。

 このように、民泊を運営する物件によって事前説明の規模が異なるため、ご自身の物件や予算に合った方法で事前説明をおこないましょう。

 また、近隣住民への事前周知が義務付けられている自治体では、事前説明をおこなった証明が必要になることがあります。必ず目に見える形で事前説明をおこなってください。

説明すべき内容

つづいて、事前説明で説明すべき内容についてご紹介します。基本的には下記の項目を含めて説明するとよいです。

  • 民泊事業者の氏名(代表者名、または法人の場合は法人名)
  • 民泊施設の名称、住所、規模と構造
  • 苦情の相談窓口
  • ゴミの処理について
  • 地震や火災など緊急事態が発生した時の対応方法と問い合わせ先
  • 緊急時の駆けつけについて

これらの内容を事前に周知しておくことで、近隣の住民も安心し、良好な関係を構築することにつながります。

民泊での騒音トラブルを避けるためにすべき5つのこと

下記が、民泊での騒音トラブルを避けるために事前にすべき5つの対策方法です。

  • ハウスルールの策定
  • 予約時およびチェックイン時の注意喚起
  • ハウス内に貼り紙を設置
  • 遮音性能を上げる
  • 管理体制を整える

それでは、それぞれの対策方法について具体的に見ていきましょう。

 ハウスルールの策定

民泊には、日本人だけではなく外国人の宿泊客もいます。外国は日本とは異なった文化を持っていることから、日本では当たり前のことが外国ではそうではないといったことが多々あるでしょう。

そのため「これくらいは分かるだろう」と思えることも、きちんとルールとして策定し、明示しておくことが大切です。英語や中国語など他言語での表示もしておくと、宿泊者がいつでも簡単に利用方法を確認できます。

パーティーの禁止や楽器使用の禁止など、騒音のクレームにつながりそうなことを禁止するルール、そして罰則等を事前に策定しておきましょう。罰則は少し厳しくしておくと抑止力にもなります。

予約時及びチェックイン時の注意喚起 

上記のようにハウスルールを策定し、ルールブックやマニュアルを部屋に置いておくだけでは不十分です。予約時のやり取りやチェックイン時に騒音について注意するようにゲストに再度つたえておくことで、ダブルチェックにもなり、効果が高まります。

また、このような注意喚起は、民泊を長く経営していくほど、流れ作業での説明になってしまいがちです。そのため、ゲストに真剣に聞いてもらえるよう、しっかりと説明するように心がけましょう。

ハウス内に貼り紙を設置

メッセージや口頭で注意喚起をするだけでなく、施設内に騒音注意を促す貼り紙を掲示することも大切です。その際には、日本人だけでなく、外国人宿泊者にもきちんと理解してもらうために、アイコンやピクトグラムを用いた貼り紙や注意書きにしておくとわかりやすくなるでしょう。

貼り紙や注意書きを貼る位置についても工夫が大切です。例えば、和室の部屋である場合は、畳や床の上に座った際に目に入る位置に貼るとよいでしょう。他にも、寝室に掲示する場合はゲストの就寝の邪魔にならない位置に貼ると言った具合です。

 そして、注意書きの書き方も、極力柔らかい言い方や表現を使うようにすることで、ゲストが気持ちよく宿泊できるようになります。

遮音性能をあげる

建物に遮音や防音性能のある備品や設備を整えておくことも対策としては有効です。具体的には下記のような備品や設備が効果的でしょう。

  • 遮音カーテン・ラグの利用
  • 防音壁の設置
  • 防音シートの導入
  • 二重サッシの施工
  • 防音・防振マットの設置
  • 防音仕様の窓に変える

戸建住宅と比べて、マンションの方が近隣住民の家との距離が近いため、騒音問題が起こりやすいです。また、マンションの場合は、隣だけでなく、下階についての配慮も必要です。マンションで民泊を運営する方は特にこのような設備に対する投資について真剣に考えることをおすすめします。

防音工事のように大掛かりな対策も可能ですが、上記のアイテムはホームセンターで購入することも可能です。 

管理体制を整える

騒音により、近隣住民からのクレームが来たときには迅速に真摯な対応をすることが重要です。速やかに問題を解決しようとする姿勢を示すことで、近隣住民との関係性に好影響を与えるからです。また、騒音などのトラブルに適切な対処を行わないと、最悪の場合、営業停止に追い込まれる可能性もあります。

そのため、万が一近隣からクレームがあった際は、即座に宿泊者に連絡を入れたり、現地に駆け付けたりするなどすぐに対応できる体制を整えておきましょう。 

まとめ

この記事では、民泊施設での騒音防止のための近隣住民への事前説明会の実施、そして実際に民泊施設内で実施可能な騒音対策5つについてご紹介しました。事前にきちんと対策をおこなっておくことで、騒音問題が発生する可能性が下がります。

上記にもありますが、度重なる「騒音」問題は、民泊ビジネスの存続にも影響する大きな問題です。重く捉え、きちんと対策を講じましょう。

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