ゲストが喜ぶ追加サービス

民泊
ゲストが喜ぶ追加サービス

一般的に民泊は宿泊以外のサービス面ではホテルに劣ります。例えば朝食やモーニングコールなどのサービスを受けられることはあまりないでしょう。しかし他民泊業者との差別化を図る為にできることもあります。今回はゲストが喜ぶ追加サービスについて述べたいと思います。

ゲストが民泊に求めること

元々民泊はホテルに比べて安価で利用できる宿としてその利用者を増やしてきました。安価である反面、ホテルに比べて一般的に追加サービスはありませんでした。しかし昨今の民泊ブームで競合相手が増え、以前と比べて予約獲得が難しくなってきています。

そこで予約獲得を増やす為にゲストが求めるサービスを考えてみましょう。そういったサービスの提供ができれば自ずと予約も増えるはずです。

空港までお出迎え

海外から来るゲストは日本の交通事情に精通してないことも多く、公共の交通機関を使いこなせない方もいらっしゃいます。そういった方々に対して空港まで車で出迎えてあげることで好印象を与えることができます。

また新型コロナウイルスの影響で海外から一時帰国する方は14日間の待機宿泊が義務付けられていますが、政府はこれらの方々に公共交通機関を使用せずに、ご家族の車、レンタカー、ハイヤー等の移動する手段を確保することを指示しています。このような事情から送迎サービス付きの民泊の需要は以前にも増してある状況です。

但し注意点として、送迎サービスを提供する場合は第二種運転免許証を所有している必要があります。これを所有せず送迎を行った場合『3年以下の懲役または300万円以下の罰金』の罰則が科されます。送迎を行う場合は、第二種運転免許を取得するか第二種免許証を所有している事業者と提携を行うことがよいでしょう。

滞在中のルームクリーニング

一般的に民泊を利用するゲストはホテルに比べて滞在期間が長くなる傾向があります。これは宿泊費が安いことやキッチン設備があることに起因しています。滞在期間が長くなれば、ハウスの汚れが目立つようになるのでゲストは自分で掃除をする羽目になってしまいます。このような場合に追加サービスとしてルームクリーニングの提案ができれば、ゲストの滞在をより良いものにできるでしょう。結果として良いレビューを残して頂くことで今後の予約獲得率アップに繋がります。

他民泊業者との差別化を意識しよう

上記サービス以外にも自分にできる範囲のことを考えて少しでも他の事業者との差別化を図ることで確実に予約獲得の可能性はアップします。代行業者側で提供していないサービスでも、自分が行うことでサービス提供が実現することもあります。時間に余裕がある方は積極的に追加サービス実施について考えてみましょう。