民泊のよくあるトラブル

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民泊のよくあるトラブル

民泊運営をしているホストの方は、ゲストの利用によるトラブルで一度は悩まされたことがあるのではないでしょうか?今回はよくあるトラブルをご紹介するとともにどうすれば抑止できるのかを書いていきたいと思います。

基本的な民泊のルールについて

一言に民泊といっても運営者が異なればルールも異なります。なので一般的によくあるルールを挙げていきます。まずは利用目的に関するルールですが、民泊は基本的に宿泊目的の利用に限り、宴会やパーティ目的での利用をお断りしているケースが多いです。ただ宿泊に伴う飲食を禁止しているわけではありません。また施設内の設備は運営者の所有物なので、これを持ち帰ったり壊したりすることも禁止しています。その他にも色々なルールはありますが、今回はこれらのルールにフォーカスをしたいと思います。

騒音トラブル

民泊のよくあるトラブルの一つとして、騒音トラブルが挙げられます。前述したとおり、民泊での宴会やパーティを禁止している施設は多いです。民泊施設は住宅街に位置していることも少なくなく、家で騒ぐと近隣に住んでいる住民に迷惑が掛かってしまうことが多々あります。そんな中でルールを無視して民泊で宴会やパーティを催し、結果として近隣住民が迷惑を被ってしまうということをよく耳にします。騒音トラブルを起こす利用客は金~日曜日に1泊のみ利用する6名以上の日本人客であるケースが多く、このような予約が入った場合は注意するべきかもしれません。

設備の破損/汚損

このトラブルも騒音トラブルを起こす利用者が原因となることが多いです。宴会やパーティで飲酒をしたゲストが施設内の設備を壊したり汚してしまうことがあります。弊社が今まで体験した事例から挙げると、テレビやベッドの破損、壁や床に穴、ベッドシーツの汚れ等がありました。利用者に過失が認められる場合は修繕や交換に伴う費用を請求することになりますが、悪質な場合これを支払わずチェックアウト後連絡が取れなくなることもあります。

トラブル防止のためにやるべきこと

こういったトラブルの対策をせずにいると、民泊の運営継続ができなくなってしまいます。先ずできることとしては、予約時に宴会やパーティができないことをしっかりとゲストに伝えることです。まだまだ民泊という概念が浸透しきっていないこともあり、そもそも民泊で宴会やパーティを禁止していることを知らない方は多いです。ですので確実にこのルールを伝えた上で予約してもらうことでトラブル防止になります。それでも問題解決に至らない場合、最低宿泊日数を2泊以上にして飲み会目的の1泊利用をできなくすることでトラブル発生リスクを最低限に抑えることができます。

上記対策を行うことで設備の破損/汚損トラブルも抑止できますが、万一起こってしまった場合の対策として、民泊専用保険に加入することをおすすめします。こういった保険は民泊利用者が設備を壊したり汚した場合に適用可能なので、宿泊者が支払いを拒んだ場合でも保険金で対処が可能です。因みにAirbnb流入のゲスト関連のトラブルであれば、”ホスト保証”という保険適用を受けることができる場合があります。

このようなトラブルでお困りの場合は、是非一度プレイズにご相談くださいませ。