民泊の意外な使い方

民泊
民泊の意外な使い方

前回のブログで書きましたが、いくつかのホテル事業者は従来の宿泊目的の方以外をターゲットにした集客を試みています。そんな中、ホテルとは違う魅力を持った民泊が宿泊客以外の層にどういうアピールができるのかを考えていきたいと思います。

 

ホテルと民泊の異なる点

ホテルの魅力の1つとして、多様なルームサービスを受けられることが挙げられます。小腹が空いたら食事をもってきてもらったり、部屋が汚れたらルームクリーニングを依頼することもできるので非常に便利です。民泊はそういったルームサービスが利用できることはほとんどありません。ですがホテルにない特徴として、お部屋にキッチンがついていたり、大人数での宿泊ができる点が挙げられます。このような特徴から、民泊には宿泊目的以外の価値を見出すことができるでしょう。

テレワークの拠点として利用

新型コロナウイルスの影響により、昨年テレワーク勤務に移行する事業者が続出しました。テレワーク勤務者は自宅で勤務する他、定額で利用できるコワーキングスペースを利用するケースが多いです。そんな中、民泊はその特徴上テレワーク利用にも適している施設だと言えます。テレワークにはまず安定したインターネット環境が必須です。その他、PC作業ができるデスクとチェアが必要です。まずインターネットは旅行者に必要な設備として、ほとんどの施設に導入されています。ホテルに比べて民泊の部屋は広い傾向にあり、中~大人数で利用したい方におすすめです。

新型コロナウイルスからの隔離目的で利用

身近にいる方が新型コロナウイルスに感染してしまった場合、感染防止のため距離を置く必要があります。しかし一緒に住んでいる家族がそうなってしまった場合、接触しないで生活することはなかなか難しいと思います。一部ホテルで感染者の受け入れを行っているところもありますが、基本的に通常利用客の感染リスクが高まってしまうので、ホテルがこういった方を受け入れるのは難しいです。

貸切利用の民泊であれば施設内では他の利用客と接触することはなく、滞在中は完全なプライベート空間となるので感染リスクは低いです。但し施設によってはPCR検査陽性の方の受け入れをお断りしている場合もあるので事前に確認が必要です。海外からの一時帰国で検査結果が出るまでの14日間滞在先として利用する方を受け入れは可能なケースもあるので気になる物件があればホストに聞いてみるとよいでしょう。

新しい需要に対して準備するべきこと

宿泊目的以外の方々に積極的にアピールするために、お部屋の設備を一度見直してみるといいでしょう。例えば、海外からの宿泊客が外出先でも利用できるようにモバイルWIFIを導入しているケースです。テレワーク目的で利用する方はモバイルWIFIより、安定したスピードでインターネット利用でき、容量制限がない固定回線がある民泊を好みます。また長時間のデスクワークでも疲れないようなチェアを導入することも魅力アップになると思います。海外からの一時帰国者は公共の交通機関の利用を制限されているので、送迎サービスを行ってくれる民泊なら予約獲得率はぐんとアップするでしょう。

プレイズは、こういった新しい需要を獲得するべく積極的な集客を試みています。現状の集客にお困りの方は是非ご相談ください。