Agoda(アゴダ)プロモーションを活用した予約率を高める方法

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Agoda(アゴダ)プロモーションを活用した予約率を高める方法

目次

民泊でAgoda(アゴダ)を利用しているとはいえ、Agodaのプロモーション機能を適切に使用できていますか!?
他のOTAとは異なり、Agodaにはプロモーション機能があります。Agodaのプロモーション機能を活用することでリスティングの予約率を向上させることができます。


そこで本記事では、Agodaのプロモーション機能の概要、種類や使い方について説明します。今Agodaで民泊集客をしている方に読んでいただきたいです。

Agoda(アゴダ)のプロモーションとは!?


Agodaのプロモーション機能とは、Agodaのリスティング宿泊率を向上させるために利用可能なデフォルト販売促進機能です。他のOTAにはこのような機能はなくAgodaの強みの1つとして認識されています。
Agodaのプロモーションの特徴としては、プロモーション期間や割引率だけでなく、国籍も設定できるため、ちょうど狙いたいターゲットに対してアプローチすることが可能です。

Agoda(アゴダ)のプロモーションの種類

Agodaで利用可能なプロモーションは主に以下の5つのプロモーションとなります。

① 早期割引

「早期割引」はチェックイン日を基準として、設定した予約受付期間内の予約であれば割引を適用するプロモーションです。チェックイン日の7日前もしくは14日前までの予約を対象に設定されることが多いです。

② 長期滞在割引

「長期滞在割引」は長期滞在を対象としたプロモーションです。販売対象期間と滞在期間の設定を行い、割引率を設定することで作成できます。

③ ウィークエンドゲッタウェイ

「ウィークエンドゲッタウェイ」は金・土・日の宿泊が割引となるプロモーションです。販売対象期間と滞在期間の設定を行い、割引率を設定することで作成できます。

④ 夜間 – 早朝限定割引

「夜間 – 早朝限定割引」は夜間から早朝(営業時間外)の予約に適用されるプロモーションです。販売対象期間と滞在期間の設定を行い、割引率を設定することで作成できます。

⑤ 直前割引

「直前割引」はチェックイン日を基準として、設定した予約受付期間を設定する割引を適用するプロモーションです。

⑥ その他のプロモーション

Agodaのオーナー管理画面からはそのほかのプロモーション設定の可能です。

・期間限定プロモーション
・当日夜限定割引
・中国圏限定割引
・無料宿泊

基本的には、① ~ ⑤のプロモーションが推奨プロモーションとされていますが、場合によっては、これらのプロモーションを織り交ぜることができます。

Agoda(アゴダ)のプロモーションの使い方

Agodaのプロモーションを活用する際に、プロモーションを実施して評価するまでの一連の流れを理解することが大切です。プロモーションを行う時のPDCAはややマーケティングの知識が必要となります。以下の手順を参考にしてください。

手順1: プロモーションの決定(P:プランニング)

自身が運営している民泊物件にとって一番効果的なプロモーションを選択しましょう。プロモーションの選び方は運営する民泊物件の特徴や時期的な要因を加味して選択するようにしましょう。また、プロモーションの対象期間も明確に決めましょう。

例) 中国の旧正月の時期に中国人向けのプロモーションを活用

旧正月の時期には、中国人の日本訪問者が増加します。このような時に中国人向けに価格が安くなる「中国圏限定割引」プロモーションをかけることも可能です。中国人向けのプロモーションでは、そもそもの中国人のボリュームが大きくなるため、割引率を低くしすぎないことが重要です。

手順2: 確認するKPIの設定(P: プランニング)

もちろん売上が最終的なゴール(KGI)となるかとは思いますが、実施する各プロモーションの効果があったかどうかは細かなKPIを監視しないと効果があったかどうかの判断ができないと思います。Agodaでキャンペーンを行なった際には、以下のデータを確認するようにしましょう。

・PV数
・予約数

PV数は、Agodaのオーナー管理画面上で確認することが可能です。PV数を確認することでプロモーションで価格低下したリスティングがAgodaユーザーによってクリックされたかを確認するためです。

手順3: キャンペーンの実行(D: 実行)

事前に計画したキャンペーンを計画通りに実行するフェイズです。キャンペーンを実行している間でもAgoda(アゴダ)のオーナー管理画面を活用して、アクセス情報を確認することが大切です。

手順4: 効果振り返り(C: 確認)

当初定めた期間が経過したら、効果検証をしましょう。効果検証を行う時には、設定したKPIが目標達成しているかどうかを確かめましょう。そもそも目標を達成していない時には、必ず原因があるはずですので、原因について考えて見ましょう。

もし、PV数が当初設定した値よりも低い場合には、以下のような仮説が考えられます。

・リスティングのターゲットエリアでの検索ボリュームがそもそも少ない
・検索順位が下位だった
・クリック率が低かった

手順5: 再検証(A: 再検証)

振り返りの段階で、原因がある程度わかるはずです。もう一度変更を行いキャンペーンを実施してみましょう。これを何回も繰り返すことでポジティブな結果が得られるようになります。

さいごに

本記事では、Agodaのプロモーション機能の概要とプロモーション機能の活用方法について説明しました。Agodaのプロモーション機能は量が多いですが、何度もキャンペーンを利用することでコツが掴めるはずです。

株式会社プレイズは、住宅宿泊管理業者として東京都を中心に豊富な民泊管理実績を保有しております。これから民泊を始めたいけれど何から始めればいいのかわからない場合に弊社でお手伝いできることが必ずあるので、お気軽にお声がけください。