
目次
民泊のメインターゲットは外国人である
最近注目を集めている民泊ですが、民泊のメインターゲットは日本人ではなく外国人となります。まずはこのことを覚えておきましょう。外国人がメインターゲットとなるので、日本人ではなく外国人が喜ぶであろう空間作りやおもてなしを考える必要があります。以下は観光庁が発表している訪日外国人の統計です。
本統計によると中国(34.8%)、台湾(17.3%)、韓国 (11.9%)と全体的にアジアからの旅行客が多いことがわかります。このことから、基本的には、アジア人向けに最適化された物件コンセプトが求められます。
関連ページ:
民泊とは? 概要・種類・法律・問題点を徹底解説!!
外国人が民泊を利用する際に起こるトラブル
外国人の民泊利用に伴うトラブルを懸念する人は多いです。特に以下のような事例が「トラブル」として認識されることが多いようです。
事例1: 民泊物件の備品の持ち帰り
運営している民泊物件の備品を誤って持ち帰る事例が確認されています。タオルなどの備品を毎回補充していたら、ホストの出費はかさむため、収益体制が悪くなります。
関連ページ:
よくある民泊トラブル 知っておきたい事例と対処法
事例2: 真夜中のパーティーによる騒音問題
外国人ゲストが民泊に宿泊した際に舞い上がってしまい、真夜中に大騒ぎするようなこともしばしば確認されています。このような騒音が続くと近隣住民からクレームをもらうなど、民泊事業自体がしづらくなっていきます。
関連ページ:
民泊でよくある苦情と対処法について
事例3: 禁煙の部屋における喫煙問題
民泊物件が禁煙であるにも関わらず、喫煙してしまう問題です。一般的に、訪日外国人の上位10ヶ国の23.30%が喫煙者と言われているのは現状ですので、宿泊する外国人ゲストはほとんどが喫煙者であると考えた方がいいです。
関連ページ:
訪日客の4人に1人が喫煙者!?…インバウンド対策=禁煙は妥当なのか?各国の喫煙率から「インバウンド喫煙率」を調べてみました
ほとんどはコミュニケーション不足から生じるトラブル
改めて考えると、これらのトラブルはいずれもホストと外国人ゲスト間のコミュニケーション不足により生じる問題であると言えます。外国人ゲスト自体に問題があるわけではありません。そもそも日本と外国の文化が異なるのは事前からわかっているはずです。
事例2: 真夜中のパーティーによる騒音問題
外国人ゲストが民泊に宿泊した際に舞い上がってしまい、真夜中に大騒ぎするようなこともしばしば確認されています。このような騒音が続くと近隣住民からクレームをもらうなど、民泊事業自体がしづらくなっていきます。
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民泊でよくある苦情と対処法について
事例3: 禁煙の部屋における喫煙問題
民泊物件が禁煙であるにも関わらず、喫煙してしまう問題です。一般的に、訪日外国人の上位10ヶ国の23.30%が喫煙者と言われているのは現状ですので、宿泊する外国人ゲストはほとんどが喫煙者であると考えた方がいいです。
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ほとんどはコミュニケーション不足から生じるトラブル
改めて考えると、これらのトラブルはいずれもホストと外国人ゲスト間のコミュニケーション不足により生じる問題であると言えます。外国人ゲスト自体に問題があるわけではありません。そもそも日本と外国の文化が異なるのは事前からわかっているはずです。
コミュニケーションやルール設計で十分解決できる!!
外国人が起因の問題はもちろんありますが、適切なコミュニケーションやルール設計を行うことでトラブルは回避することが可能です。
民泊利用ルールを必ず作る!!
民泊を利用する外国人は日本人との価値観がそもそも全く異なります。そのため、日本の民泊のスタンダードルールを伝えましょう。
多くの民泊物件には、物件特有のハウスガイド(ウェルカムガイド)を用意しているはずですので、ハウスガイドに最低限守るべきルールを記載するようにしましょう。ハウスガイドについては、別記事でも説明しているのでそちらを参照ください。
関連ページ:
【Airbnbホスト向け】民泊のウェルカムガイドとは!? 概要や作成のポイントを説明
ルール認識させるための仕組みを作る!!
ルール設定を行ったらそれで終わりではありません。このルールをゲストに確実に認知させ、守ってもらわなければいつまで経ってもルール違反が無くなりません。
ルールを守る仕組みとしては、ハウスガイドだけでなく、張り紙を掲示したり、行動を促す導線設計、また家主居住型であれば、ホスト自らがゲストとたくさんコミュニケーションを取り、ルールを伝えることは効果的です。
さいごに
ここまで民泊の外国人に関する問題について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。多くの人が外国人がトラブルを招くように考えますが、これは誤解です。
日本人と異なることを理解した上で適切なコミュニケーションを取ることが大切です。民泊オーナーをする上では必須要件となりますので心に留めた上で事業を展開しましょう。
株式会社プレイズは、住宅宿泊管理業者として東京都を中心に豊富な管理実績を保有しております。これから民泊ビジネスを始めたいけれど何から始めればいいかわからない場合には、お気軽にご相談ください。