Airbnbのホストになろう!! Airbnbの登録方法や注意点

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Airbnbのホストになろう!! Airbnbの登録方法や注意点
Airbnbのホストになることができれば、これからAirbnbを利用して民泊を始めることができます。しかし、Airbnbでホストになることがどういうことなのか、詳しく知らないという人がいるかもしれません。
そこで、Airbnbのホストの概要や責任、ホストになる方法について解説しましょう。Airbnbについて聞いたことがある人、これから民泊経営を始めてみたい人は、ぜひとも参考にしてください。Airbnbについて何も知らない人にもわかりやすい説明をしていきましょう。

Airbnbのホストになるということは!?


Airbnbとは民泊仲介サイトのことであり、ホストは部屋を貸し出す人のことです。したがって、Airbnbのホストになるということは、これから住宅宿泊事業者として部屋を貸し出すことになります。いわゆる民泊経営を始めることになるのです。実際にAirbnbを活用して民泊経営を始める際には、さまざまな業務に取り組まなければいけません。

たとえば、ホストはゲストとやり取りをする必要があります。これは宿泊施設における受付業務と同じです。Airbnbに施設の情報を登録すると、施設を利用したい人から問い合わせを受けます。それに対応して、宿泊してもらうことになれば、宿泊手続きを進めることになるのです。当日にはゲストに鍵を渡したり、施設の案内をしたりするといった業務が発生します。ゲストの満足度に直接影響するため受付業務は重要です。

ゲストが泊まった部屋の片付けや清掃をするのも重要な業務といえます。次の利用者が不快感を得ないようにしっかりと部屋をキレイにすることが求められます。苦情に対応するのも重要な業務です。これは利用者だけではなく、施設の近隣に住む人たちからのクレームへの対応も含まれています。苦情にうまく対応できないと、民泊を進めるのに支障が出てしまうでしょう。

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ホストになるための条件


これからAirbnbのホストになるために特別な条件はありません。基本的にどんな人であっても、Airbnbのホストになることは可能です。

実際にAirbnbへ利用登録をするのも、物件情報を掲載するのも無料で行えます。Airbnbには世界中に存在する多数のホストが登録しており、部屋の紹介をしているのです。そのなかにはさまざまなタイプの部屋があります。

一軒家からマンション、アパート旅館、水上のボートハウスに至るまで揃っているのです。登録できる部屋の種類にも特に大きな規制があるわけではありません。民泊として貸し出せる状態の物件であれば、Airbnbに登録できます。Airbnbは北朝鮮やシリアなど特定の国ではホストとして登録できないのですが、日本については自由に登録することが可能です。

ホストの責任


Airbnbでホストを始めるためには責任が求められます。まず、日本における民泊運営に関する法律を守る必要があります。また、民泊物件の近隣に住んでいる人たちに迷惑をかけないために近隣コミュニティへの配慮も必要です。こういったホストとしての責任を果たすための取り組みが期待されているのです。それでは、具体的にどんな責任が生じるのか説明しましょう。

日本の制度を遵守した民泊運営

Airbnbでホストをする際には日本の法律を遵守する必要があります。たとえば、民泊を始める際には許可や認可、登録、届け出などが必要となります。これらに関する法律をきちんと守りましょう。具体的には旅館業法や住宅宿泊事業法、国家戦略特別区域法、都市計画法といったものを確認することが大切です。また、それぞれのお住いの自治体において民泊経営に関する特別な手続きや要件が決められていることもあるため、そちらを確認しておきましょう。

また、民泊によって得た利益に関しては税金が発生するため、きちんと確定申告をして納税する必要があります。民泊経営における税制や規制などについて、疑問点があるならば住んでいる地域を管轄する行政機関や自治体に問い合わせましょう。

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近隣コミュニティへの配慮

Airbnbで民泊を始める際には、利用する施設の周囲に住んでいる人に配慮する必要があります。不特定多数のゲストが訪れることになり、近隣の人に迷惑をかける可能性があるからです。まずはきちんとハウスルールを定めて、ゲストが迷惑行為をしないように注意しましょう。

また、集合住宅を利用する場合は共有スペースについてのマナーをゲストに守ってもらう必要があるため、あらかじめルールや規則などを伝えます。騒音対策をしておくことも大切です。日本の住宅事情やルールなどを外国人のゲストが理解していないことがあるため、あらかじめ細かなルールを定めておくのです。夜間のパーティーの開催や夜間に大声で会話することを禁止するなどしておきましょう。

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ホストの始め方


Airbnbでこれからホストを始めるならば、住宅宿泊事業者として登録と申請をする必要があります。事業者として認められたものでなければ、民泊経営を始めることができず、Airbnbを活用することもできないのです。それでは、ホストを始めるための住宅宿泊事業者になるにはどうすればいいのでしょうか。具体的な手続きの内容について説明しましょう。

住宅宿泊事業者の登録・申請

民泊経営を始めるために必須の住宅宿泊事業者とは旅館業法によって定められている住宅宿泊事業を営むことを認められた者のことです。届出先は都道府県知事に対してです。したがって、それぞれの民泊用物件を管轄している都道府県知事に対して手続きを進めることになります。それぞれの住んでいる地域の自治体のホームページなどを確認したり問い合わせをしたりすることで、詳細な情報を確認できます。実際に書類を提出してから受理されて許可証が交付されるまでには10日ぐらいかかります。

住宅宿泊事業者の登録の手順

住宅宿泊事業者の届出の際には、事前に相談しなければいけないケースがあります。自治体ごとに対応が異なるため、事前に確認しましょう。事前相談で制度の説明や届出に必要な書類などの説明を受けられます。そのあとは必要書類の準備をします。そして、管轄する自治体の担当窓口に対して届出を行うことになります。また、民泊制度運営システムというものを用いてネット上で届出することも可能です。書類が受理されれば標識が発行されます。

提出する書類には、届出書や登記事項証明書、住宅の図面、賃貸借契約書、事前周知内容記録書などがあります。届出書には氏名や住所、電話番号といった個人情報についての項目や、管理業務を委託する場合は住宅宿泊管理業務の委託に関する項目もあります。

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民泊で必要な手続き・申請について徹底解説!!

Airbnbの登録方法


民泊の届出をしたあとには、Airbnbに登録をしなければいけません。その際には、アカウント登録を済ませてからリスティング作成をするなどさまざまな業務が発生します。Airbnbに登録するために必要な手続きを事前に理解しておくことは大切です。そこで、Airbnbへの登録方法について、必要な手順や注意事項などを詳しく紹介しましょう。

Airbnbのアカウント登録方法

Airbnbをホストやゲストとして利用するにはアカウント登録しなければいけません。アカウント登録によって、Airbnbはホストやゲストの情報をしっかりと管理して民泊の利用を仲介できます。アカウント登録では必要な個人情報などを正確に入力することが求められます。これによって、Airbnbはそれぞれの利用者について正確な情報を把握することができ、トラブルが起きたとしても迅速に対処することが可能です。

実際にAirbnbへ登録したいならば、まずはサイトへアクセスしましょう。アカウント作成の際には、メールアドレスとFacebook、グーグルアカウントのいずれかを用いて登録を進めることができます。どれか自分に都合のいいものを選べばよいでしょう。Facebookやグーグルアカウントの場合は、これらに登録している個人情報がそのまま活用されます。メールアドレスで登録する場合は、自分の姓名や誕生日、パスワードなどを入力する必要があります。最後には確認画面が出てきて、登録をクリックすれば、すぐにAirbnbを利用できるようになります。そのあとは、ホストの写真などの登録をして、実際に民泊として貸し出す部屋のリスティングを作成するという流れです。

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Airbnbのリスティング登録方法

Airbnbではリスティングを登録する必要があります。リスティングとは広告のことであり、Airbnbを利用するゲストに対してどういう物件なのかをアピールするものです。ゲストはリスティングをチェックすることでどのホストの提供する物件に泊まるかどうかを決めます。そのため、リスティングは民泊の収益に直結する重要な要素といえるでしょう。リスティングで自身の物件のメリットをうまく説明できないと誰も泊まってくれなくなります。

リスティングを作成する際にはさまざまな項目の設定をします。最寄り駅とそこから物件までの徒歩時間、ベッドのサイズ、アメニティの種類、物件の設備などについて正確なことを説明しなければいけません。リスティングはいつでも自由に編集することが可能です。初めて部屋を登録する場合は、部屋のタイプや受け入れ可能なゲストの数、バスルーム数などを登録していきます。さらに部屋の特徴や料金の受け取り方法、予約可能日など細かな部分を設定して登録をすれば、その部屋でゲストを募集できるようになります。

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さいごに

Airbnbでホストになるとは、住宅宿泊事業者として登録を済ませて、民泊経営を始めるということです。Airbnbでホストになるものは、日本の法律を守り、近隣住民に迷惑をかけずに民泊経営を進めていく責任を求められます。実際にホストになるには、事前に住宅宿泊事業者としての登録・申請を済ませて、Airbnbの登録手続きをする必要があります。さらに、ゲストに貸し出す部屋についてリスティングを作成して、ゲストを募集することができるようになるのです。

株式会社プレイズは、住宅宿泊管理業者として東京都を中心に豊富な民泊管理実績を保有しています。これから民泊を始めたいけれど何から手をつけていいのかわからないという場合には、お気軽にご相談くださいませ。