
目次
民泊とは!?
民泊とは、ホテルや旅館などの宿泊施設ではなく、戸建てやマンションなどの一般住宅に人を宿泊させることを指します。民泊は訪日外国人数の急速な増加や、増加を続ける空き家問題への対処法として注目されるようになりました。新たな不動産投資の方法として、近年注目されています。
関連ページ:
民泊とは? 概要・種類・法律・問題点を徹底解説!!
民泊とシェアハウスの違い
民泊とシェアハウスのいずれも新たな交友関係を築けるという点では大いに似通っていますが、それ以外に契約の有無や定める法律、利用するユーザー層、人数などで異なります。この章では、民泊とシェアハウスの違いについて具体的に説明したいと思います。
ポイント1: 民泊の方が収益性が高い
民泊とシェアハウスを比較すると、民泊の収益性の方が圧倒的に高いと言われています。これは、市場の成長性から明白です。
民泊市場は、メインターゲットとなる訪日外国人の増加数を見れば明白です。JNTO(日本政府観光局)が公表するデータによると、2018年の訪日外国人観光客は3119万1000人と前年比(8%増)となっており、今後もさらなる成長が見込めます。一方でシェアハウスの住宅戸数は増加していますが、人口減少などを考えても、空き家率が目立ち稼働率が担保できず、市場が縮小していくことが想定されます。また、弊社が担当したシェアハウスから民泊転用した物件においても、シェアハウスよりも民泊の時の方が稼働率が高く、利益率が高かった事例があります。
プレイズの成功事例ページ:
葛飾区 民泊 10LDK/130㎡
ポイント2: 滞在人数が異なる
民泊とシェアハウスではそもそもの滞在人数が大いに異なります。例えば、民泊であれば最低1人から宿泊することが可能です。一方で、シェアハウスの場合には宿泊ではなく複数人で居住することになります。また、宿泊と居住などの滞在方法の違いもあげられます。
ポイント3: 滞在期間が異なる
民泊とシェアハウスでは滞在期間も異なります。民泊は1日から1ヶ月の短期の滞在である一方で、シェアハウスは3ヶ月以上の長期かの入居が可能となっています。そのため、民泊では旅行で日本に来るような観光客が対象となり、シェアハウスでは、地域に住む人が対象となります。
シェアハウスから民泊に転用する上での注意点
シェアハウスを民泊に転用する上では、いくつか注意すべき点が存在します。以下で、注意点を具体的に説明します。
注意点1: 民泊営業には住宅宿泊事業者の登録が必要
シェアハウス運営の場合には、シェアハウスを寄宿舎登録する必要がありますが、民泊の場合には、住宅宿泊事業者として登録をし、民泊物件の許可番号を取得する必要があります。住宅宿泊事業者の登録から物件登録までの手続きは煩雑なため、事前に把握しておくことが必要です。
関連ページ:
民泊新法が定める「住宅宿泊事業者」について徹底解説
注意点2: シェアハウスは個室が多く、共用部分の面積が少ない作りが多い
シェアハウスは、建物の構造上で個室が大変多くあり、共用部分の面積が少ない作りのものが多いです。シェアハウスを民泊に転用する際には、リフォームが必要になる場合が起こり得ますので、事前に注意しましょう。
注意点3: シェアハウスでは運営できても民泊では営業日数の制限がかかる地域あり
シェアハウスで運営が行える地域であっても、実際に民泊に転用しようとしたら制限対象の地域であることがあるので、注意しましょう。江東区、中央区、荒川区、目黒区に関しては、民泊条例により全域が制限地域となっており、月曜日の正午から土曜日の正午までしか民泊の営業を行うことができません。また、台東区に関しても、家主不在型の民泊では月曜の正午から土曜の正午までしか民泊の営業を行うことができません。
関連ページ:
民泊条例 東京都23区内で民泊をするなら要チェックルール
家主不在型!? 家主居住型!? 民泊新法が定める2つの民泊の違いとは!?
民泊への転用をプレイズで行う上での利点
シェアハウスの民泊転用を本気でお考えなら、プレイズにお任せいただくことをオススメします。以下では、プレイズで転用をすることの利点についてご説明します。
メリット1: シェアハウスと民泊の豊富な管理実績
弊社のグループ会社である株式会社バンケッツでは、日本最大級のシェアハウス検索サイトを運営しており、シェアハウス管理でも豊富な実績を保有しております。株式会社プレイズ単体では、首都圏を中心に数多くの民泊の開発・管理実績があるため、シェアハウスと民泊の両方に強みを持っています。例えば、シェアハウスを現在運用している場合に、シェアハウスの住人の方がいらっしゃっても弊社であれば、シェアハウスの待機手続きから対応することが可能です。
メリット2: 開発から管理・清掃までのワンストップサポート
株式会社プレイズは、住宅宿泊管理業者として民泊の開発・管理・清掃までをワンストップサポートしております。民泊管理会社で清掃サービスを自社で展開している会社は珍しく、弊社は全てを自社で行なっております。プレイズでは全ての業務をワンストップで行うことでスタッフ感の連携が取れ、サービス品質を高く保つことに成功しています。
関連ページ:
プレイズの強み
メリット3: データに基づいた信頼性のある提案が可能
株式会社プレイズは、他者と比較して東京都における民泊の稼働実績データを保有しております。過去の稼働実績データを元に、最適な民泊開発サポートや民泊管理サービスを提供しております。これから民泊を行う場合には、収益性のあるエリア選定、集客戦略などをデータドリブンにご提案することが可能です。
さいごに
本記事では、現在シェアハウスを運営するシェアハウスオーナー向けに、「シェアハウスと民泊の違い」や「シェアハウスを民泊に転用することのメリットや注意点」についてご説明しました。
民泊とシェアハウスは似ているようで全くことなりますし、実際に民泊に転用する際には弊社のような専門集団にお任せいただけますと、スムーズに開業できるかと思います。シェアハウスの民泊転用について真剣に検討されている方は是非ともプレイズまでお声がけください。