Airbnbの補助ホストとは!? 業務内容、設定方法について紹介

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Airbnbの補助ホストとは!? 業務内容、設定方法について紹介

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Airbnbでの運用で補助ホスト機能をご存知でしょうか? Airbnbで民泊を運用する上では、多くの作業が発生し、1人では捌き切れないことが多くあるはずです。補助ホストを活用することで自身の業務量を大幅に軽減しつつ、民泊事業をスケーリングできるはずです。そこで本記事では、Airbnbにおける補助ホスト機能の概要、業務内容、料金、活用方法について説明します。

Airbnbの補助ホストとは!?


補助ホストとは、Airbnbでメインホストの代わりに、リスティング(Airbnbに登録されている宿泊施設)やゲスト管理業務をお手伝いするホストを指します。メインホストが対応できない時には、Airbnb内でゲストの方とメッセージをやりとりすることもありますので、基本的には、友人や家族などの身近な方にお願いするケースが多いです。他には、有料で管理をお願いしている方が補助ホストになるケースもあります。業務内容は、メインホストによって異なりますが、補助ホストの対応可能範囲も決まっています。そちらについては下記にて詳しく記載いたします。

メインホストと補助ホストの違いについて


メインホストと補助ホストの違いは、予約する際にホストとして表示されるかどうかになります。

メインホストは、Airbnbを通じて予約する際に名前が表示されますが、補助ホストはされません。補助ホストは、あくまでもホスト業務の補助が主な役割になります。従って、メインホストが多くの業務を担当できる場合は、補助ホストの役割も少なくなります。

逆に、メインホストが担当できる業務が少ない場合は、補助ホストの担当する業務範囲は広くなります。分担する業務内容、補助ホストへの収益分配率はリスティングオーナー(お部屋を掲載するAirbnbアカウントの持ち主)と話し合って決めます。また、リスティングオーナーがメインホストを担うケースも多くありますが、メインホスト=リスティングオーナーとは限りません。

リスティングオーナーが副業でAirbnbを通じて民泊を行なっている場合は、メインホストを他者にお願いするケースもあるためです。他にも、リスティングオーナーが友人・知人ではなく、ホスティングチーム(宿泊施設の管理を行う業者)に頼むケースもあります。基本的に宿泊施設や居住者が多いです。そのため、リスティングオーナー≒宿泊施設の所有者 という認識でも概ね間違いはないです。

以上まとめると、リスティングオーナーは、Airbnbアカウントを通じて所有物件を宿泊施設として設定する役割を担います。メインホストは、予約する際に名前が表示され、予約管理等の業務を行います。補助ホストはメインホストができない部分の業務を代わりに対応します。主な業務は、リスティング・ゲストの管理をお手伝いが一般的になります。

補助ホストの業務内容

具体的な補助ホストの業務について説明していきます。補助ホストができる業務は、多岐に渡ります。お部屋の準備からゲストとのメッセージ、Airbnbカスタマーサポートへの対応まで様々です。事前にリスティングオーナーと設定した担当業務の範囲を行います。初めてAirbnbで部屋を貸し出すのであれば、お部屋の準備はタオルやトイレットペーパーの準備や、ハウスマニュアルの作成を行うこともあります。また、ゲストの入室に立ち会い、お部屋を案内し、周辺エリアについての質問等を受け付ける業務もあります。補助ホストにできないことは、リスティングオーナーの受取金について情報や補助ホストになる前のメッセージ履歴を確認することができかねます。

補助ホストとしてリスティングに登録する方法


Airbnb上で、実際に補助ホストを設定するための方法を説明いたします。まず、お部屋のホスト業務を手伝って欲しい信頼できる人を見つけたら、

1. Airbnbにログインし、「リスティングの管理」項目にアクセスします。
2. 手伝ってもらいたい物件を選択します。
3. 「補助ホスト」を選択し、追加します。

一つの物件につき、3人まで補助ホストを追加できます。3人以上には、補助ホストを頼むこともできないので、注意が必要です。補助ホストの設定方法は、簡単に行えます。一番難しいのは、補助ホストを頼むことができそうな信頼できる人を見つけることです。

補助ホストの料金


補助ホストの具体的な料金は、定期的な収入ではなく、売上から何割かをもらう形になるケースが一般的になります。日本では、売上の10-20%を補助ホストの方に渡す設定をされているケースが多いです。もちろん、補助ホストにお願いする業務量によって異なります。ゲストとのやり取りや予約管理など、ほぼ全ての民泊業務を任せされている場合、割合は高くなります。他にも、チームで管理を行っているなどの条件によって、料金は異なってきます。

補助ホスト機能をうまく活用する方法


補助ホスト機能を上手く活用し、最高のおもてなしを提供するために必要なことは、2つあります。

1つ目は、事前に担当業務を明確にして、お願いすることです。具体的には、担当業務の範囲、完了の定義を明確にし、ガイドラインを定めることでお互いの認識に相違が生じにくくなります。

2つ目は、コミュニケーションをこまめに行い、お互いが気持ちよく業務を行えるように心がけることです。ゲストのレビューを補助ホストの方に行っていただくことができますが、そのレビューはオーナーのプロフィールに記載されますし、補助ホストの補充ミスなどもリスティングオーナーの評価に関わってきます。コミュニケーションをこまめに行い、リスティングオーナーは、補助ホストに任せっきりではなく、サポートし合う関係を築くことで補助ホスト機能を上手く活用することができます。

参考ページ:
補助ホスティング成功の秘訣

補助ホスト機能を活用して効果的な民泊運営を目指しましょう!!

以上、補助ホストについて説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。今までゲスト対応、予約管理まで全て一人でやっている方にとって、とてもありがたい機能ではないでしょうか。補助ホスト機能を活用することで、既存のホスト業務の負担は軽減されます。補助ホスト機能を活用することで対応物件数も増やすこともできれば、利回りもより良くなる可能性が高いです。補助ホストの方にとっても、収入を増やすことに繋がります。こんな良いことづくめの補助ホストを機能を活用し、効果的な民泊運営を行なっていきましょう。

株式会社プレイズは住宅宿泊管理業者として、首都圏を中心に数多くの民泊物件の管理実績を保有しております。また、Airbnbなどの民泊仲介サイトの運用経験も多数あります。これから民泊を始めたいけれど何から始めたらいいのかわからないと言うような方はお気軽にお声がけください。